Arch Linux x86_64 ベースシステム導入メモ【X及びGNOME3の導入は別記事】(2015-03版)
大体のやったことのメモ書きです。
【対象のスペック】
CPU:Core i7 870K 2.93Ghz
Mem:16GB
M/B:ASUS P7P5D-E
Grahpic:NVIDIA 560Tiシリーズ
HDD/SSD:複数搭載
Sound:SoundBlaster-Z(まだLinuxじゃ使えないみたいなので、オンボでいく)
NIC:Intel Gigabit CT Desktop Adapterだったかな
Monitor:三菱 Diamondcrysta RDT234WLM(1920x1080)
【前提条件】
・マザーボードがUEFI-BIOSではないのでBIOSモード(UEFIマザーの場合はCSM=レガシー版)でのインストール方法になります。
・Arch LinuxのWikiが便利すぎて手放せないので、この記事を鵜呑みにせず自分で調べながらやってくださると幸いです。Arch Wikiに大抵の情報は載ってます。
【下準備】
公式サイトから、*-dual.isoを落として、CDやUSBメモリからブートさせる。
ブートローダが起動したら、x86_64でブートする
この後の作業も含めて、困った時の詳しい解説は公式Arch Wiki(日本語と本家英語版含む)などを見るように。
【とりあえず起動完了したら】
・一応、ガイドに従う。キーマップとか、ミラーリストとか色々忘れずに。
・lsblkとかいう便利コマンドがあることを知った。
・今回はcfdisk /dev/sdfでパーティション設定した。
sdfなのはうちの環境でのインストール対象がそうだから。sdaとかだったりします。よく確認すること。
・終わったらmkfs.ext4やmkswap swaponなどしておく。
・忘れずにすべてマウントする。ちなみに今回のうちのパーティション構成は、sdf1=/boot sdf2=swap sdf3=/root sdf4=/homeとなっている。
・arch-chroot /mnt /bin/bash
【ブートローダ】
# pacman -S grub os-prober
※os-proberを入れることによって簡単にデュアルブートできるようになる。
# grub-install /dev/sdfみたいにやる
/etc/default/grubを開いて、GFXとかLINUX_DEFAULTとかいじってもいい
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
【パスワードとユーザの追加】
# passwd (rootのパスワード設定)
# useradd -m -G users [username] (普段使いのユーザ作成)
# passwd [username]
(グループへの追加)
# gpasswd -a [username] wheel
# gpasswd -a [username] video
【再起動して確認】
# exit
# umount -R /mnt
# reboot
無事起動できたらとりあえずrootでログイン
# EDITOR=nano visudo で%wheel ALL=(ALL) ALLをコメントから外しておく。visudoがなければsudoをインストールすればいい。
一度ログアウト。
【色々追加する】
一般ユーザでログインし、
Yaourt - ArchWiki
※ガイドに従い/etc/pacman.confにリポジトリを追加記述しyaourtをインストールしておく。
※以後、yaourtを一般ユーザで使い、パスワードを要求された時入力する。
※ついでに[Color]などをコメント解除しておくといいかも、色分けされる。
※さらに/etc/makepkg.conf を見て、必要があるなら編集しておくといい。
・zsh => chsh -s /bin/zsh 。.zshrc設定ファイルを作ってホームディレクトリにぶち込んでおく。
・emacs-nox(emacs派の人。Xサポートいらないのでnox版)。$HOME/.emacs($HOME/.emacs.d/init.el)を作成して色々書いて設置。
・mlocate => updatedbしておくlocate hogeでhogeとつくファイルやディレクトリを検索できる
・wget
・nkf
・convmv
・fbterm #フレームバッファコンソール。どうしても使いたいなら)
※補足(その他追加した物リスト、上記&下記と重複部分有り)http://sideseeker.hateblo.jp/entry/2015/03/20/234040
【次のステップへ】
※XとGNOME3導入及び日本語化の要約
XとGNOME3デスクトップ環境の導入、日本語化とカスタマイズや追加ソフトの要点抜粋【2015-03版】 - しーくさんのUp & Down - Thinking Notes
かなり端折ったけど、まあこんなもんかな。
さて、何しよう。